ルールの設定というのはどの本でも言われていることですが、なかなかキチンを守れている人は少ないのではないでしょうか?なぜ迷うのかといえば、『今よりも株価が上がるかもしれない』という欲があるからに他なりません。自分では10パーセント上昇で売ろうと考えていても、いざ10%上昇してしまうともっと保有していたくなのものです。しかし、株価はいずれ下がるものですので保有しすぎると痛い目をみることになりかねません。それでもルール破りをして味をしめてしまったら危険です。コンピューターのソフトに置き換えてみると分かるかと思いますが、命令を破って勝手に自己判断されてしまってはルール設定の意味がありません。また、カンに頼ってしまうと常勝は難しくなります。欲と引き換えに自分のルールを破るのはこれからも常勝していきたいのであればいただけません。また、自分のルールはマニュアルにしておいた方が損をしてもあきらめがつくというものです。なんというか『自分のルールに従ったので仕方ない。今回の事も含めて今後のルール設定の参考にしよう』と考える事ができるからです。自分の仮説を自分で検証していくという醍醐味は株式投資ならではの楽しみといえます。
PR